Saturday, January 26, 2008

仙台の焼肉屋ぽっこ

仙台の錦町の一角に、数坪程度の小さな赤ちょうちんがある。一見すると、一杯ひっかける呑み屋のようにも見えるが、この店こそ、知る人ぞ知る、焼肉屋ぽっこである。5-6人も入ったら満席となってしまう店である。 薬とは縁が切れたが、まだせき込むことがあり、体力的に消耗していたので、2か月振りに焼肉を食べに行った。キャラクターの強いおばさんが一人で経営しているのだが、ちなみに僕は顔を覚えられている。 しばらくぶりの挨拶に 

おばさん開口一番「なんで最近来なかったのさ!」
僕「いやあ、年末から風邪こじらせちゃって」
おばさん「そんな時は、にぐ食わないと、にぐ!」(注:にぐ=肉)
僕「そう。だから今日来たのさー」

という具合で、いつもの牛カルビと豚ロースを半人前ずつ頼む。半人前といっても、そのボリュームはものすごい。牛カルビは、一枚、二枚という感じではない。ごろごろとした肉塊として登場する。豚ロースも3ミリ厚の手のひら大だ。それがお皿の上にこぼれんばかりに手盛りされ、ニンニクが強烈に効いたタレがかけられて出てくる。

おばさんは、僕が単身赴任していることも知っている。オーダーはしていないのだが、「野菜のおひたしも食べなきゃだめ」と超ボリュームのおひたしが続いて登場する。 酒は止めておくというと、こぼれんばかりのウーロン茶がすっと出てくる。 おばちゃんと談笑しながら、煙と格闘しながら、おひたしを食べ、焼肉を食べる。普通の焼肉屋にあるような煙を吸いだす装置など無い。普通の家の換気扇が回っているだけである。

すっかりお腹がいっぱいになると、常連さんが入店。席が空いていなかったので、店を出ることにした。体中がにんにく臭い。
僕「おばちゃん、ごちそうさま お勘定!」
おばさん「はい! 1800円です!またね!」

この値段。全くすごい焼肉屋である。

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